本日の通読箇所「出エジプト記25:23~30」
皿、柄杓、小瓶、水差しを作り、ぶどう酒の献げ物をささげるのに用いる。これらは、純金で作る。
(出エジプト記25章29節)
たまにお寺に入ったときに、きらびやかな柱や調度品を目にすることがあります。「豪華だなぁ」と感心することも多いのですが、昨日今日の記述を見る限り、聖書の世界も負けてはいないようです。(そういえば聖餐式で使う聖具はキラキラしています)
ここで作られる机(新しい聖書では「台」)は、供え物のための物です。キリスト教には「お供え」という習慣はあまり見られませんが、神さまは自分のために常にパンを備えるように命じます。
サムエル記上21章に、サウルから逃れるダビデが「供えのパン」を食べるという物語が出てきますが、それはこのように献げられていたものです。様々な宗教には、共通点が多く見られます。