日ごとの聖書(4月15日)

本日の通読箇所「詩編45:1~8」

あなたは人の子らのだれよりも美しく あなたの唇は優雅に語る。あなたはとこしえに神の祝福を受ける方。

(詩編45編3節)

「王の婚礼の祝歌」:メシア的詩編です。昔から権力者の結婚は、大きな意味を持っていました。大河ドラマを見ても、武家時代にはいわゆる「政略結婚」がおこなわれていたことがしばしば描かれます。

イスラエルにとって王の結婚は、政治的にも宗教的にも大きな意味を持つことでした。ユダヤでも外交の中で他の国から王妃を迎えることは珍しくなく、大きな出来事であったようです。

新約聖書でイエス様は、婚宴や花婿をたとえの中にしばしば登場させます。(マタイ22:1~14「婚礼の祝宴のたとえ」、マタイ25:1~13「10人のおとめのたとえ」など)。わたしたちもまた、王であるイエス様の婚礼に招かれているということでしょうか。