日ごとの聖書(4月28日)

本日の通読箇所「使徒言行録22:1~5」

「兄弟であり父である皆さん、これから申し上げる弁明を聞いてください。」

(使徒言行録22章1節)

パウロは弁明を始めます。彼がヘブライ語で話し始めると、民衆は静かになりました。ユダヤ人であっても外国に住み、ヘブライ語を話せなくなる人は多かったからです。ユダヤ人のアイデンティティは言葉ではなく、律法と割礼でした。

パウロはイエス様の福音を伝えるよりも前に、自分の過去について語ります。熱心に律法の教育を受けたこと、神さまに熱心に仕えてきたこと、そしてキリスト者を迫害してきたことです。

教会でも、「信仰の証し」を語り合うことがあります。神さまに背いていた自分がどのようにして信仰に入ったのか、そのことを聞くことによって、神さまの招きを感じることがあります。そのような機会が増えるとよいですね。