日ごとの聖書(2月28日)

本日の通読箇所「使徒言行録11:19~26」

しかし、彼らの中にキプロス島やキレネから来た者がいて、アンティオキアへ行き、ギリシア語を話す人々にも語りかけ、主イエスについて福音を告げ知らせた。

(使徒言行録11章20節)

「ヤベツの祈り」をご存じでしょうか。歴代誌上4章9~10節にあるもので、これを元にした本もいくつか出されています。簡単にいうと、「どうぞわたしが用いられる場所にわたしを遣わしてください」という祈りです。

様々な場所に散らされた人々は、それぞれの地で福音を伝えていきます。最初はユダヤ人以外の人にはみ言葉は伝えられていませんでしたが、それがギリシア語を話す人にまで福音が伝えられていきます。

そこにバルナバが遣わされます。彼は回心したサウロをエルサレムで引き受けた人物です。彼はサウロを捜し出し、教会で一緒に教えていきます。そしてその福音を信じた人たちは、「ユダヤ教の一派」ではなく「キリスト者」と呼ばれるようになっていきます。