日ごとの聖書(2月29日)

本日の通読箇所「使徒言行録11:27~30」

そこで、弟子たちはそれぞれの力に応じて、ユダヤに住む兄弟たちに援助の品を送ることに決めた。

(使徒言行録11章29節)

飢饉や自然災害、また戦争などの争いによって傷つけられた、苦しんでいる人たちが、今も世界中におられます。奈良基督教会ではこの1月・2月に能登半島地震の被災者のために義援金を集めています。

このような活動は、初代教会から続いていることです。今日の箇所には大飢饉が起こった際に、弟子たちが援助の品を集めて届けたという記事が載せられています。遠くに離れた人のことを思い起こし、行動を起こすのです。

そして聖書には、「それぞれの力に応じて」とあります。裕福な人だけが頑張ればいいというのではありません。レプトン銅貨2枚を献げたやもめ(ルカ21:1~4)が褒められたように、皆が「できることをやる」のが大事なのです。