日ごとの聖書(5月 6日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書4:35~41」

弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。

(マルコによる福音書4章41節)

イエス様が共にいて下さったら、わたしたちは不安も恐れもなくなる。果たしてそうでしょうか。今日の場面では弟子たちがイエス様と共に舟に乗った出来事が書かれています。

彼らが乗った舟は激しい突風にさらされ、今にも沈みそうになります。彼らは恐れ、あわててイエス様の姿をさがします。イエス様が一緒にいてくださっているのに、怖がってしまうのです。

それは確かに「不信仰」かもしれません。わたしたちは何度でも恐れます。逆風は容赦なく吹き荒れます。しかしそのたびに、イエス様はそばにいて、「なぜ怖がるのか」と優しく語り掛けてくださるような気がします。