本日の通読箇所「使徒言行録2:1~4」
そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。
(使徒言行録2章3節)
教会では復活日の7週間後に、聖霊降臨日の礼拝をおこないます。そのときに必ず読まれるのが、今日と明日の箇所です。激しい風が吹いて来るような音(ということは実際には風は吹いていない?)が天から起こりました。
そして「炎のような舌」が使徒たち一人一人の頭の上にとどまりました。この様子は、想像するだけで少し不思議な感じがします。炎は聖霊を現しています。聖霊によって人々に言葉が与えられたということでしょうか。
使徒たちは、霊が語らせるままにほかの国々の言葉で話しだしました。バベルの塔の物語で言葉がバラバラになったのが、元に戻ったという意味もあるでしょう。またこれから使徒たちが語る福音が、人々の理解できるものになっていくということも示しているようです。