日ごとの聖書(8月15日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一1:1~3」

わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。

(コリントの信徒への手紙一1章3節)

今日から「コリントの信徒への手紙」を読んでいきます。コリントはローマとは違い、パウロが実際に伝道して教会共同体をつくった場所です。そのため手紙の中には、教会が抱えていた具体的な問題も書かれています。

手紙の宛先にあるソステネという人物はコリントに住むユダヤ人たちの指導者の一人だったようですが、使徒言行録18章13~17節に出てくる人物と同じ人かどうかは分からないそうです。

2000年前の教会に起こっていた問題は、もしかしたらわたしたちの教会の中にも起こりうることかもしれません。この手紙を、神さまがパウロを通して語られたわたしたちに対するメッセージとして読んでいきましょう。