日ごとの聖書(11月 21日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書9:35~41」

イエスは言われた。「見えなかったのであれば、罪はなかったであろう。しかし、今、『見える』とあなたたちは言っている。だから、あなたたちの罪は残る。」

(ヨハネによる福音書9章41節)

昔、日曜日の夜に「知ってるつもり?!」という番組があったのを覚えておられるでしょうか。歴史上の人物を取り上げ、あまり知られていないエピソードを紹介する番組でした。そして2002年3月に放映された最終回は、「イエス・キリスト」でした。

その番組を見た多くのクリスチャンは、「これは知っている」、「わたしたちには常識だ」と思ったかも知れません。歴史的なことや聖書に書かれていることであれば、知識として知っているからです。

ではイエス様の本質は、見えていますか。生まれつき見えなかった人は、イエス様に出会ったときにすぐその本質を見ることができました。しかし「わたしは見える」と思い込んでいる人には、理解できません。結局、「知ってるつもり」で終わってしまうのです。