日ごとの聖書(10月22日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二1:8~11」

わたしたちとしては死の宣告を受けた思いでした。それで、自分を頼りにすることなく、死者を復活させてくださる神を頼りにするようになりました。

(コリントの信徒への手紙二1章9節)

神さまはどうしてわたしたちに苦難を与えられるのか、その一つの答えがここには書かれています。パウロは以前、アジア州で大きな苦難にあいました。それは死の宣告を受けたと感じるほどのものだったようです。

しかしそのときに、パウロは心から神さまを頼りました。自分の力に頼らずに、神さまにすべてを委ねたのです。「わたしは弱いときにこそ強い」と別の箇所でパウロは語りますが、まさにその通りなのです。

わたしたちも自分の力に頼り、もがき苦しむことがあります。しかしその絶望の中において、一筋の光が差し込んでくるとき、その光こそが神さまからのお恵みなのです。神さまにすべてを委ね、歩んでまいりましょう。