日ごとの聖書(10月23日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二1:12~14」

わたしたちは世の中で、とりわけあなたがたに対して、人間の知恵によってではなく、神から受けた純真と誠実によって、神の恵みの下に行動してきました。このことは、良心も証しするところで、わたしたちの誇りです。

(コリントの信徒への手紙二1章12節)

パウロがここでいう「誇り」とは、いわゆる「プライド」ではありません。イエス様と共に歩むことができる安心感と、イエス様に対する信頼をあらわす言葉です。

パウロは手紙の中で、何度も自分は「使徒」であることを強調していきます。ここでも「神の恵みの下に行動してきた」神に属する者としての「誇り」を、コリントの人たちに伝えているのです。

そしてその「誇り」は、パウロだけでなくコリントの人たちにも与えられていきます。お互いがお互いを理解し、その「誇り」を認め合っていくときに、双方に信頼関係が生まれていくのでしょう。