日ごとの聖書(6月9日)

本日の通読箇所「創世記40:1~11」

「我々は夢を見たのだが、それを解き明かしてくれる人がいない」と二人は答えた。ヨセフは、「解き明かしは神がなさることではありませんか。どうかわたしに話してみてください」と言った。

(創世記40章8節)

ヨセフが入れられている監獄に、二人の人が入ってきました。エジプト王の給仕役の長(新しい聖書では「献酌官長」)と料理役の長です。彼らはエジプト王ファラオに対し、過ちを犯したそうです。その過ちの詳しい内容は書かれていません。

ただ王に対して怒りを買ってしまったわけですから、二人は震えながら毎日を過ごしていたことでしょう。そんなある日、二人は夢を見ました。聖書には夢を通して神さまがメッセージを与える場面が出てきます。今回もその一つです。

ヨセフは夢を見て顔色を悪くしている二人を見て、話を聞くことにしました。「説き明かしは神によること」であるとはっきり伝え、ヨセフはその夢の内容を聞いていきます。