本日の通読箇所「創世記47:13~19」
ヨセフは答えた。「家畜を連れて来なさい。もし銀がなくなったのなら、家畜と引き換えに与えよう。」
(創世記47章16節)
ここから物語は一旦ヨセフの家族の元を離れ、エジプト内部のことに移ります。エジプトやカナンでは、依然として飢饉が続いていました。7年間の飢饉が来るということは、一部の人しか知らないことだったのでしょう。
エジプトに食料が貯蔵されているという話は、人々の間に知られていたようです。人々は最初、銀を持って食料を買いに来ました。しかし飢饉は続きます。やがて銀は尽きてしまいます。
次に人々は、家畜を差し出して食料を得ました。しかしまだ、飢饉は続きます。ついに人々は、自分たちの土地を差し出し、自分たちはファラオの僕となることで、食料を得ました。こうしてヨセフは、エジプトの地をファラオのものとしたわけです。