日ごとの聖書(10月9日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一15:12~19」

そして、キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。

(コリントの信徒への手紙一15章17節)

キリスト教の中心は、十字架と復活だと言っていいと思います。イエス様の十字架によってわたしたちの罪は贖われた。そしてイエス様の復活によって、「わたしはいつまでもあなたがたと共にいる」と約束された。

しかし十字架は歴史的事実なのに対して、復活は「科学的証明」ができないものです。そのため現代でも、復活や聖霊についてはなかなか受け入れることができないという方もおられます。

しかし、神さまがそのようにしてまでわたしたちを愛しておられるという、聖書に通奏低音のように流れる思いに立ったとき、わたしたちの常識の中で神さまの恵みを測ること自体おかしなことかもしれません。人にはできなくても、神さまにはすべてが可能なのです。