本日の通読箇所「創世記7:1~5」
主はノアに言われた。「さあ、あなたとあなたの家族は皆、箱舟に入りなさい。この世代の中であなただけはわたしに従う人だと、わたしは認めている。」
(創世記7章1節)
ノアの箱舟のアニメや映画では、ノアたち家族は決まって周りの住民から馬鹿にされます。「こんな大きな箱舟造ってどうするんだ」、「ここまで水につかるような雨なんて降るはずがない」。ノアはそのようなことを言う人々を、どんな目で見ていたのでしょうか。
確かにノアは正しく、神さまに選ばれた人物です。しかし、周りの人たちが死んでしまってもいいと考えたのでしょうか。自分たちだけが助かればいい、その思いはあまりいいとは思えません。
この箇所で神さまは、清い動物と空の鳥については箱舟に入る数を雄・雌7匹ずつに変更します。のちに清い動物と鳥はいけにえとして献げられるので、数を増やしたのかもしれません。