日ごとの聖書(11月27日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二11:21~29」

だれかが弱っているなら、わたしは弱らないでいられるでしょうか。だれかがつまずくなら、わたしが心を燃やさないでいられるでしょうか。

(コリントの信徒への手紙二11章29節)

パウロはキリストに仕える者となりました。しかしそのことによって苦労し、投獄され、鞭で打たれ、石を投げつけられ、難船したことさえありました。それ以上に細かく列記されています。

わたしも牧師として、様々な苦難や痛みに遭ってきました。いつ何時、何が起こるか分からないという不安もいつも付きまといます。そしてこれからもきっと、同じようなことが起こることでしょう。

しかし一方で、苦しみ以上の喜びがあります。神さまの驚くべきみ業を間近で感じる幸せがあります。パウロもきっと、様々な教会の人たちと喜びも悲しみも痛みも、すべてのものを分かち合う幸せを感じていたことでしょう。