本日の通読箇所「詩編116:8~14」
主はわたしに報いてくださった。わたしはどのように答えようか。
(詩編116編12節)
この詩編は、個人が「感謝の献げ物」をしたときに歌われたそうです。旧約聖書のレビ記を見てみると、どのようなときにどのような献げ物をするべきかが、細かく決められていました。
イエス様がお生まれになったときも、マリアとヨセフは神殿に行き、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げました。しかしわたしたちは、赤ちゃんが生まれても教会に鳩を持ってきたりはしません。そのようないけにえはもう必要ないのです。
ではわたしたちは、どのように神さまの恵みに応えるべきなのでしょうか。神さまに何を返すのでしょうか。奉献のときに「すべてのものは主の賜物、わたしたちは主から受けて主にささげたのです」と唱えるたびに、そのことを思います。




