日ごとの聖書(5月30日)

本日の通読箇所「使徒言行録27:39~44」

残りの者は板切れや船の乗組員につかまって泳いで行くように命令した。このようにして、全員が無事に上陸した。

(使徒言行録27章44節)

朝になりました。暗闇に光が差し込むとき、わたしたちは大きな安心感を得ることができます。彼らの目に飛び込んできたのは、砂浜のある入り江でした。しかし彼らはそこに行く途中、浅瀬にぶつかってしまいます。

「もう大丈夫」と思って進んでいたときに、また暗礁に乗り上げる。まるでわたしたちの人生のようです。その状況の中で、船員は囚人を殺そうとします。勝手に逃げ出したら大変だし、自分たちの責任を問われると思ったのでしょう。

しかし百人隊長は、それを思いとどまらせます。パウロも囚人の一人だったのでその命を助けたかったのか、すべての人を守るという神さまの約束を信じたのでしょうか。そして結果的に、全員が上陸することができました。