本日の通読箇所「使徒言行録7:1~8」
そして、神はアブラハムと割礼による契約を結ばれました。こうして、アブラハムはイサクをもうけて八日目に割礼を施し、イサクはヤコブを、ヤコブは十二人の族長をもうけて、それぞれ割礼を施したのです。
(使徒言行録7章8節)
大祭司から尋問されたステファノは、語り始めます。この内容は「ステファノの説教」と呼ばれ、7章1節から53節に渡る大変長いものです。使徒でもなかった彼の説教が、これほどまでに大切にされているのです。
ステファノはまず、アブラハムの話を始めます。アブラハムはイスラエルの民の父で、「信仰の父」とも呼ばれます。ユダヤ人である自分たちが同じように大切にしている歴史から、紐解いていくのです。
アブラハムは「約束の地」を与えられました。そして割礼による契約を神さまから与えられました。ステファノの説教は、この後どのように展開していくのでしょうか。