日ごとの聖書(6月7日)

本日の通読箇所「詩編68:29~36」

神よ、あなたは聖所にいまし、恐るべき方。イスラエルの神は御自分の民に力と権威を賜る。神をたたえよ。

(詩編68編36節)

68編も今日が最後です。今日の箇所では前半で礼拝者が神さまのみ力を祈り、後半では神さまによる統治をほめ歌います。イスラエルの人々にとって、エジプトから神さまが逃れさせてくれたということは、永遠に語り続けるべきことなのです。

日本でいえば、日本書紀や古事記のようなものでしょうか。ただわたし自身も、その内容を詳しく知っているわけではありません。ネットでその内容を見ても、何が書かれているのかよく分からないのが現実です。

イスラエルの人たちは、出エジプトの出来事を家族に伝えていきました。父から子たちへ、必ず伝えるものとして、大切にしてきたわけです。内容には偏りがあるものの、その信仰と自分たちのアイデンティティを守ろうとする姿勢には頭が下がります。