日ごとの聖書(8月12日)

本日の通読箇所「出エジプト記6:26~30」

主が、「イスラエルの人々を部隊ごとにエジプトの国から導き出せ」と命じられたのは、このアロンとモーセである。

(出エジプト記6章26節)

系図のあとに、神さまがアロンとモーセを選ばれたことを聖書は伝えます。アブラハム、イサク、ヤコブから続くイスラエルの系図の中に、その選ばれた人物がいることを聖書は明確にするのです。

28節以降の小見出しですが、新共同訳聖書では「アロンの役割」となっていたのが、新しい聖書では「モーセとアロンの役割」と変わっています。二人がそれぞれの役割を担うことで、神さまのご計画は実行されるのです。

しかしなおも、モーセは「わたしは唇に割礼のない者です(新しい聖書では『私は話し下手な者です』)」と断ろうとします。いつまでも逃げようとするモーセの姿が、自分の姿と重なって見えるのはわたしだけでしょうか。