日ごとの聖書(3月4日)

本日の通読箇所「詩編30:1~8」

主よ、あなたをあがめます。あなたは敵を喜ばせることなく わたしを引き上げてくださいました。

(詩編30編2節)

「重病から救われた時の感謝の祈り」:感謝の祈りです。タイトルと内容を見ると、「わたし」という主語からもわかるように個人的な感謝に聞こえます。しかし「神殿奉献の歌」という言葉が示す通り、これは共同体の祈りでもあるようです。

わたしたちは祈りの中で、個人的なことを祈ることはあっても、「国家のため」に祈ることは少ないかもしれません。選挙の前などには祈ることもあるかもしれませんが、そのときも「為政者のため」ではなく特定の政党のために祈ってしまいがちです。

イスラエルの人々はエルサレム神殿を焼かれ、捕囚としてバビロンに連れていかれました。国家を失い追い詰められた時に、神殿が再建されたのです。その「どん底」から救われた感謝と、個人の思いとを重ね合わせているのです。