日ごとの聖書(8月13日)

本日の通読箇所「出エジプト記7:1~13」

モーセとアロンはファラオのもとに行き、主の命じられたとおりに行った。アロンが自分の杖をファラオとその家臣たちの前に投げると、杖は蛇になった。

(出エジプト記7章10節)

神さまがモーセとアロンに命じた役割は、モーセをファラオに対しては神の代わりとし、アロンはモーセの預言者となるということでした。新しい聖書では、モーセをファラオに対して神とし、とはっきり書かれています。

そして神さまは、同時にファラオの心をかたくなにすることを伝えます。さらにしるしと奇跡をエジプトの地で重ねることも告げます。いわゆる「10の災い」です。神さまがファラオの心をかたくなにしなかったら、犠牲も減ったと思うのですが。

彼らが最初におこなったのは、アロンの杖を蛇にするということでした。ファラオの魔術師も、秘術を用いて同じことができたようです。ただし魔術師が出した蛇は、アロンの蛇にのみ込まれてしまいましたが。それでもファラオは彼らの言うことを聞きませんでした。