日ごとの聖書(7月 31日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書8:26~39」

「自分の家に帰りなさい。そして、神があなたになさったことをことごとく話して聞かせなさい。」その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとく町中に言い広めた。

(ルカによる福音書8章39節)

異邦人の住む町で、イエス様は悪霊に取りつかれた人から悪霊を追い出されます。レギオンと呼ばれる悪霊が豚(ユダヤ人は汚れていると考えていた)の中に入り、次々と湖の中に飛び込んでいく様子は、想像するだけで怖いものがあります。

実際にその様子を見ていたゲラサ地方の人たちは恐怖にとらわれ、イエス様に自分たちの住む場所から出て行って欲しいと願います。彼らはイエス様を受け入れることができなかったのです。

一方、悪霊を追い出してもらった人は、イエス様に従おうとしました。イエス様はその申し出を受けず、自分の家に帰り、そこでこの出来事を言い広めるように告げます。彼にふさわしい場所が、与えられたということです。