日ごとの聖書(7月 30日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書8:16~25」

だから、どう聞くべきかに注意しなさい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられる。

(ルカによる福音書8章18節)

信仰義認という言葉があります。わたしたちは信仰によってのみ、神さまから義と認められるという意味です。しかし、良い行いがまったく必要ないという意味ではありません。ここでイエス様は「どう聞くべきか」ということに目を向けられます。

ただみ言葉を聞くだけではなく、その恵みをどうしていくのか。神さまから与えられた愛を誰に伝えるのか。強制されるのではなく、喜びにあふれハレルヤと叫びながら押し出されていく。

神の言葉を聞いて、行う人となりましょう。イエス様はその人たちを、「神の家族」と呼ばれます。わたしたちの教会は、神の家族の集まりとなっているでしょうか。「聞くこと」と「行うこと」、そのバランスはどうでしょうか。