日ごとの聖書(7月 29日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書8:9~15」

良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。

(ルカによる福音書8章15節)

4節から始まる「種を蒔く人のたとえ」に違和感を覚えないでしょうか。わたしたちが思い浮かべる種まきは、穴をあけた場所に種を落とすやり方だと思います。ヒマワリや朝顔など、そうして植えてきました。

しかしパレスチナ地方の種まきは、種をばらまいた後で土を耕すという方法でおこなわれます。この種をばらまき耕す人と、神さまとを重ね合わせて考えてみましょう。

わたしたちがどのような土地にいても、種は与えられるのです。たとえすぐに芽が枯れても、試練につまずいても、いつか忍耐して実を結ぶことを神さまは期待されているのではないでしょうか。