日ごとの聖書(7月4日)

本日の通読箇所「創世記46:8~27」

ヤコブの腰から出た者で、ヤコブと共にエジプトへ行った者は、ヤコブの息子の妻たちを除けば、総数六十六名である。

(創世記46章26節)

聖書には要所要所に、系図が書かれています。ユダヤでは、血筋や家系をとても重要なものと考えていたからです。マタイによる福音書の冒頭がイエス様の系図から始まるのも、そのためです。

ヤコブの系図は、その妻と妻の召し使いごとにまとめられています。ジルパはレアの、ビルハはラケルのそれぞれ召し使いでした。そのため、「ラバンが娘○○に与えた…」と書かれています。どこまでも所有物のように書かれており、あまり良い気はしません。

ヤコブと共にエジプトに行ったのは、総勢66名だったそうです。ただし、ヤコブの息子の妻たちを除いてということです。妻たちをその数に入れない理由は何なのでしょうか。よくわかりません。