日ごとの聖書(11月3日)

本日の通読箇所「詩編119:97~104」

わたしはあなたの律法を どれほど愛していることでしょう。わたしは絶え間なくそれに心を砕いています。

(詩編119編97節)

「律法を愛している」と作者は書きます。イメージで言うと、毎日六法全書を隅から隅まで読み、暗記し、実践しているという感じでしょうか。以前、「聖書男」という本が話題になったことがあります。

聖書が書いてあることをそのまま実行していったらどうなるのか、著者が一年間実践していく日記のような本です。十戒のような有名な戒律だけでなく、「罪人には石を投げよ」、「月の初めには角笛を吹きなさい」ということを文字通りにおこなっていくのです。

作者はその中で実行不可能な「律法」に苦しみながらも、神聖な部分に触れていきます。神さまから頂いた掟は自分たちを縛り付けるのではなく、生きる道を与えるものです。そのことを感じ、わたしたちは「聖書」を愛していきましょう。