本日の通読箇所「詩編18:8~16」
主は天から雷鳴をとどろかせ いと高き神は御声をあげられ 雹と火の雨が続く。
(詩編18編14節)
この時期、教会は「顕現節」という暦の中で礼拝をおこなっています。「顕現」とは、はっきりと姿を現すこと。あるいははっきりとした形で現れること。つまり神さまの恵みがわたしたちの前にはっきりと現されるという意味です。
わたしたちの呼び求めに対して神さまが応えていく様子が、今日の箇所には書かれています。とても恐ろしい「怒り」の描写です。創世記や出エジプト記などで神さまが現れるときには、雷や雹や火がセットでした。
しかし新しい約束(新約)になって、神さまは怒りよりも愛で包み込んでくださる方というイメージが強くなりました。同じように教会も、「裁きを与えるための神殿」から「喜びの幕屋」へと変えられているでしょうか。