日ごとの聖書(2月 18日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書13:24~33」

また、別のたとえをお話しになった。「天の国はパン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」

(マタイによる福音書13章33節)

イエス様は植物を用いて天の国のたとえを語ります。最初は毒麦のたとえです。このたとえを聞くと、わたしたちは誰かを毒麦に見立て、「神さまが裁かれるまで我慢しよう」と考えるかもしれません。

しかし覚えておきたいのは、わたしたちはもしかしたら「良い種」ではないかもしれないということです。「毒麦」をも神さまは辛抱強く育てられます。刈り入れまでに良いものに変えられることを期待されているのでしょうか。

からし種とパン種は、本当にわずかなものが大きなものに変えられるたとえです。わたしたち一人ひとりも小さな者です。しかしその働きが神さまの力で大きなものとなる、そのことを求めていきましょう。