日ごとの聖書(9月 14日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書18:18~30」

しかし、その人はこれを聞いて非常に悲しんだ。大変な金持ちだったからである。

(ルカによる福音書18章23節)

イエス様に金持ちの議員が質問します。「何をしたら永遠の命を受け継ぐことができるか」と。彼は少年の頃から律法を守っていました。また金持ちであるため、神さまの祝福が与えられていると思っていました。

彼は多分、周りの人からも羨ましがられるような人だったのではないでしょうか。しかし彼は、不安を抱えていたようです。「本当にこのままで永遠の命を受け継ぐことが出来るのだろうか」。彼はイエス様から「あなたは大丈夫」と言って欲しかったのでしょう。

しかしイエス様は、財産を売り払い、貧しい人々に分けてあげるように言われました。金持ちで律法も守る彼は、神さまからの恵みや喜びを一人占めしていたのです。そうではなく周りの人と、その喜びを分かち合いなさいとイエス様は促されたのです。