日ごとの聖書(12月30日)

本日の通読箇所「出エジプト記40:26~33」

この幕屋、つまり臨在の幕屋の入り口に焼き尽くす献げ物の祭壇を設け、焼き尽くす献げ物と穀物の献げ物をその上でささげた。主がモーセに命じられたとおりであった。

(出エジプト記40章29節)

いよいよ幕屋の運用開始です。会見の幕屋の垂れ幕の前に置いた金の祭壇の上でかぐわしい香をたき、会見の幕屋の入り口では焼き尽くすいけにえと穀物の供え物を献げます。すべて主がモーセに命じたとおりです。

わたしが司祭になって初めて聖餐式を司式したとき、とても緊張したのを思い出します。「言葉を言い間違えてしまったらどうしよう」、「十字を切るなどの所作はどうしたらよかったっけ?」、いろんな不安が渦巻いていました。

しかし礼拝は、「喜びのとき」であることを忘れなければ、大丈夫です。聖書朗読もオルターも、たとえ間違えたとしても許されます。ただ旧約の時代は、そうはいかなかったかもしれません。アロンはとても緊張したでしょう。