日ごとの聖書(3月10日)

本日の通読箇所「詩編31:22~25」

主の慈しみに生きる人はすべて、主を愛せよ。主は信仰ある人を守り 傲慢な者には厳しく報いられる。

(詩編31編24節)

お葬式のときによく歌われる歌の中に、「わが主イェスよ ひたすら(聖歌496番)」という聖歌があります。全部で4節の歌詞の中に、14回も「愛」という言葉が出てくる歌です。今日の箇所の「主を愛せよ」という言葉に通じる聖歌です。

この詩編31編は全体を通して、「祈りは必ず聞かれる」ことを確信して疑わない、模範的な祈りだと言われます。お葬式で歌う聖歌も、神さまにすべてをお任せする、信仰の歌が多く用いられているようです。

「いまわ(臨終)の息かすかに 残るときも愛をば 増させたまえ主を愛する 愛をば 愛をば」という4節の歌詞を歌いながら、「神さまはわたしたちのことを決して見捨てはされない」という信仰を確かめるのです。