日ごとの聖書(3月27日)

本日の通読箇所「創世記23:1~2」

サラは、カナン地方のキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは、サラのために胸を打ち、嘆き悲しんだ。

(創世記23章2節)

サラは127歳で亡くなりました。イサクを生んだのが90歳のときでしたから、それから37年生きたことになります。ハガルとイシュマエルの件では少し印象を悪くしましたが、彼女は長年アブラハムと共に歩んでいきました。

アブラハム同様、生まれ故郷を離れて過ごすことは、大変だったと思います。また旅の途中でファラオやゲラルの王に召し入れられそうになるなど、思いもしない出来事が多くありました。

サラという名前には、「高貴な女性」という意味があります。またサラの性質を象徴する言葉として豊穣、創造、寛容があげられるそうです。アブラハムが信仰の父であるならば、サラは何と形容すればよいでしょうか。