本日の通読箇所「詩編32:1~5」
わたしは罪をあなたに示し 咎を隠しませんでした。わたしは言いました 「主にわたしの背きを告白しよう」と。そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを 赦してくださいました。
(詩編32編5節)
「罪が赦された喜び」:悔い改めの詩編です。マスキールという言葉には「指揮」のほか、「教訓」という意味もあります。悔い改めの実践を教訓として教える、そのような詩だということでしょう。
悔い改めで大切なことは、自分の罪や咎を隠すことなく、神さまの前にさらけ出すことです。神さまに何度も背いてきた自分を振り返り、そのことをきちんと告白することです。そのときに神さまは、手を伸ばされるのです。
1節に、「背きを赦され、罪を覆っていただいた者」と書かれています。神さまは罪深いわたしたちを、そのままの姿で受け入れてくださいます。白い衣をかぶせるように、わたしたちを覆い、包み込んでくださるのです。