本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙10:5~13」
では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。
(ローマの信徒への手紙10章8節)
旧約の時代、救いを得るためには、高いハードルを越えなければならないと考えられていました。日々の生活の中で安息日などの律法を順守するのはもちろんのこと、エルサレム神殿に年に三度行かなければならないなど。
さらに様々な場面で献げるように定められた献げ物。それらをきちんとおこなっていくことは、大変難しいことだったでしょう。しかしイエス様が遣わされたことによって、「み言葉はあなたの近くにある」ようになったのです。
わたしたちがそこに向かわなくても、イエス様の方から来てくださる。そして何度も心の扉をノックし、わたしたちがイエス様を迎え入れるのを待ち続けてくださる。神さまはすべての人に手を差し伸べてくださるのです。