日ごとの聖書(7月21日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙10:14~21」

実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。

(ローマの信徒への手紙10章17節)

パウロは前の箇所で、「主の名を呼び求める者は皆、救われる」と書きます。そしてここから、「主の名を呼び求める」には何が必要かを論証していきます。まず「主の名を呼び求める」には、「信じる」ことが必要です。

さらに「信じる」ためには「聞くこと」が必要であり、「聞くこと」のためには「宣べ伝えられること」が必要だと説きます。つまりすべての前提には、「宣べ伝えること(宣教)」があるのです。

すべての人がキリストの言葉を聞くことができるように、わたしたちは宣べ伝える者としてそれぞれの地に遣わされています。そこには牧師や信徒の区別はありません。良き知らせを伝える者として、歩んでいきましょう。