日ごとの聖書(7月17日)

本日の通読箇所「創世記49:29~33」

それはカナン地方のマムレの前のマクペラの畑にある洞穴で、アブラハムがヘト人エフロンから買い取り、墓地として所有するようになった。

(創世記49章30節)

日本にも「先祖代々のお墓に入る」という風習がありますが、ユダヤにおいてもそれは重要なことだったようです。ヤコブは、アブラハムがサラの埋葬のために購入した土地(創世記23章9節)に、自分も埋葬して欲しいと願います。

その墓は、カナンの地にあるマムレの洞窟にありました。そこにはサラとアブラハム、さらにイサクとリベカとレアが葬られました。ラケルは旅の途中で亡くなりましたので、エフラタに葬られましたが。

ついにヤコブは息を引き取り、先祖の列に加えられました。この言い方も独特です。教会では逝去者記念礼拝のときに逝去者名簿を読み上げますが、そのようなイメージでしょうか。