日ごとの聖書(8月22日)

本日の通読箇所「出エジプト記10:1~20」

いなごは地表を覆い尽くし、地面を見ることもできなくなる。そして、雹の害を免れた残りのものを食い荒らし、野に生えているすべての木を食い尽くす。

(出エジプト記10章5節)

「10の災いシリーズ」も佳境に差し掛かってきました。2時間ドラマだと、夜10時30分ごろでしょうか。ここからCMが増えていきます。第八の災いは、「ばったの災い(協会共同訳聖書)」です。何か違和感ありませんか。

子どもの頃に10の災いを暗記させられた方は、「あれ?ばったなんか出て来たっけ?」と思ったのではないでしょうか。新共同訳聖書では「いなご」でしたが、「ばった」に変えられました。いなごは稲の天敵ですが、ばったにはあまりそのようなイメージはありません。

しかしばったは、エジプトに残った緑のものを食い尽くしたそうです。一匹であれば手に乗せても大丈夫ですが、大量発生するとまあ怖いものです。それでもファラオは反省するようなことは言いますが、心はかたくななままです。