本日の通読箇所「出エジプト記9:13~35」
雹は、エジプト全土で野にいるすべてのもの、人も家畜も残らず打った。雹はまた、野のあらゆる草を打ち、野のすべての木を打ち砕いた。
(出エジプト記9章25節)
第七の災いは、「雹の災い」です。雹とは気象庁の予報用語では、「積乱雲(強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲)から降る直径5mm以上の氷塊」だそうです。ちなみに5mm未満の氷塊は、「あられ」と呼びます。
テレビのニュースなどで、車のボンネットをボコボコにしてしまう雹の威力を見ることがあります。コンクリートの建物に隠れることができればいいですが、当時のエジプトでは被害も大きかったことでしょう。
ファラオは「今度ばかりはわたしが間違っていた。正しいのは主であり、悪いのはわたしとわたしの民である」と反省します。しかし今回も、口だけだったようです。雨も雹も雷もやむと、ファラオはまたしても心をかたくなにしました。