日ごとの聖書(1月 5日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書2:19~23」

ところが、夢でお告げがあったので、ガリラヤ地方に引きこもり、ナザレという町に行って住んだ。「彼はナザレの人と呼ばれる」と、預言者たちを通して言われていたことが実現するためであった。

(マタイによる福音書2章22b~23節)

ヘロデ王の手を逃れ、エジプトに避難していたヨセフ、マリア、そして赤ちゃんイエス様は、夢のお告げ通りにイスラエルに帰ります。主の天使はイエス様の誕生予告の時と同様に、ヨセフの夢に現れます。

夢のお告げとは、神さまのみ心のことです。彼らは神さまの思いに従い、歩んで行きます。そして彼らが向かった場所は、ガリラヤ地方のナザレという小さな村でした。

エルサレムのような大きな都市ではなく、貧しい村ナザレで暮らすことが、神さまのみ心だったのです。イエス様はそこで少年時代を暮らしたことで、わたしたちの気持ちにも寄り添ってくださることができるのです。