日ごとの聖書(1月 17日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書6:5~15」

彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。

(マタイによる福音書6章8節)

「祈るときには」という小見出しに続いて、どのように祈るべきということが書かれています。要は、形式や人の目を気にするような祈りは必要ないということでしょうか。

「あなたがたの父(神さま)は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ」とはどういうことでしょう。それでは祈りは必要ないのではないかと思ってしまいます。例えば母親が子どもから願いを聞かされたとき、たとえ母親がその願いを前から知っていたとしても、直接子どもの口から聞くとうれしいように、神さまもわたしたちの祈りの言葉を喜んでくださるのではないでしょうか。

「祈る言葉がよくわからない」と思われるのであれば、イエス様が教えて下さった「主の祈り(9~13節)」を祈るようにしましょう。そしてその祈りを元にしながら、ご自分の感謝や願いを加えていきましょう。