日ごとの聖書(6月 19日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書15:6~15」

さて、暴動のとき人殺しをして投獄されていた暴徒たちの中に、バラバという男がいた。

(マルコによる福音書15章7節)

ここでバラバという人物が登場します。彼の名はマタイ福音書では「バラバ・イエス」となっていましたが、マルコでは「バラバ」としか書かれていません。

もし名前がバラバ・イエスだったとしても、彼は神さまの愛を伝えていたイエス様とは違い、暴徒、つまり革命や反乱を起こそうとしたり、人々を暴力へと先導したりする人物でした。

それなのになぜ、群衆はイエス様を「十字架につけろ!」と叫んだのでしょうか。群集心理なのでしょうか。もはや冷静に物事を判断する心がなくなってしまったのでしょうか。あなたがその場にいたならば、どうしていたでしょうか。