日ごとの聖書(8月 20日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書12:1~7」

それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。

(ルカによる福音書12章7節)

偽善という言葉は、「うわべをいかにも善人らしく見せかけること。また、そういう行為」という意味だそうです。パン種は小麦粉の中に入るとどこにあるかわからなくなりますが、熱を加えると驚くほど周りを大きく膨れさせます。

ファリサイ派の人も見た目には神さまの前に正しい者のように思えますが、人々に様々な悪い影響を与えてしまうということでしょうか。

そしてイエス様は、神さまを恐れなさいと言われます。この言葉はとても怖く聞こえますが、「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられる」神さまの姿も同時に示されます。神さまはわたしたちのことを、わたしたち以上に知ってくださっているのです。その神さまの愛を知ったわたしたちは、他に何を恐れることがあるでしょうか。