日ごとの聖書(8月 19日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書11:37~54」

イエスはこのように話しておられたとき、ファリサイ派の人から食事の招待を受けたので、その家に入って食事の席に着かれた。

(ルカによる福音書11章37節)

イエス様がファリサイ派の人から食事の接待を受けたという記事は、わたしたちには奇妙に映るかもしれません。というのもファリサイ派はイエス様の教えを受け入れることができなかったからです。現に今日の箇所でも彼らはイエス様から非難されています。

ファリサイ派の人がイエス様を食事に誘った理由はただ一つ、見栄のためでした。イエス様は会堂などで人々に教える教師という一面も持っていました。安息日にそのような人を家に招くことは、自分のステータスを上げることだと考えられていたのです。

外側ばかり気にするファリサイ派の人は、食事の前に身を清めないことを驚き、会堂では上席に座ることや広場で挨拶することを好みます。すべて「人の目にどう映るか」ということです。わたしたちもファリサイ派のようになってはいないでしょうか。