日ごとの聖書(9月 15日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書18:31~34」

十二人はこれらのことが何も分からなかった。彼らにはこの言葉の意味が隠されていて、イエスの言われたことが理解できなかったのである。

(ルカによる福音書18章34節)

ルカ福音書の中で、イエス様がご自分の死と復活について語られたのは三度目です。(マタイ、マルコもそれぞれ三度語られました)。イエス様はこれらの言葉を、12人に対して語られています。12人とはいわゆる12弟子(12使徒)のことです。

12人はイエス様の12弟子というくらいですから、とても霊的で、素晴らしい人物だと想像してしまいます。しかし聖書を読んでいくと、人間的なところばかりが目につきます。今日の箇所でも、彼らはイエス様の言われたことを理解することができませんでした。

すべてのことは、復活のイエス様に出会ったときに明かされ、それまでは隠されているのです。自分で精進して立派な弟子になっていくのではなく、復活のイエス様との出会いによって変えられていくのです。それは、わたしたちも同じことです。