日ごとの聖書(9月 16日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書18:35~43」

盲人はたちまち見えるようになり、神をほめたたえながら、イエスに従った。これを見た民衆は、こぞって神を賛美した。

(ルカによる福音書18章43節)

聖公会の礼拝では参入(礼拝の中の最初の部分)で、「①栄光は~」、「②主よ、憐れみを~」、「③ほめ歌え~」のいずれかを歌い(あるいは唱え)ます。しかしチャントを用いる場合は、②の横文字バージョン「キリエ」を使っている教会が多いようです。

そもそも「キリエ・エレイソン」の意味が分かって歌っているのか、疑問に思うことがあります。その意味は今日の聖書にある、「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」という叫びと通じます。

礼拝の中で、わたしたちも目が開かれるようにと「キリエ」を唱えましょう。叫んでもいいかもしれません。そして礼拝の終わりには、喜び、ほめたたえながら、「派遣」へと導かれていきたいものです。