日ごとの聖書(12月 24日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書19:38~42」

彼らはイエスの遺体を受け取り、ユダヤ人の埋葬の習慣に従い、香料を添えて亜麻布で包んだ。

(ヨハネによる福音書19章40節)

イエス様のご降誕を待ち望むクリスマスの前日に、イエス様がお墓に葬られた場面が読まれることは非常に不思議なことです。さて、十字架上で息を引き取ったイエス様の遺体の元に、二人の人がやって来ました。

一人は自分が弟子であることを隠していたアリマタヤのヨセフ。もう一人はヨハネ3章にも登場したニコデモです。ニコデモは7章でイエス様を弁護するものの、イエス様にずっと従っていたわけではありませんでした。

二人の信仰は、他の弟子たちから見たら中途半端に見えたことでしょう。しかし二人は必要なときに、とても大事な働きをしたのです。わたしたちも他人の信仰を否定するのはやめましょう。神さまは必要なときに必要な人を、必要な形で用いられるのですから。