本日の通読箇所「創世記7:6~10」
ノアが六百歳のとき、洪水が地上に起こり、水が地の上にみなぎった。
(創世記7章6節)
ついに洪水が起こります。ノアはそのとき、600歳でした。さぞかし箱舟づくりはしんどかったことでしょう。さらに10節には、「七日たって、大洪水が地上に起こった」とあります。さらに大きな洪水がきたということでしょうか。
ノアたち家族や動物、鳥などは急いで箱舟の中に入ります。ここでは清い動物も、雄と雌二匹ずつとなっています。様々な伝承をまとめていく中で、聖書の記述にも混乱が生じているように思えます。
洪水で人々が滅ぼされる神話は、世界各地にあるそうです。ギリシア神話やギルガメシュ叙事詩、またヒンドゥー教などにも見られるそうですが、水に対する恐怖というものが共通してその根底にあるのでしょう。