本日の通読箇所「使徒言行録8:4~8」
群衆は、フィリポの行うしるしを見聞きしていたので、こぞってその話に聞き入った。
(使徒言行録8章6節)
ステファノが殺害された後、使徒以外の人たちはユダヤとサマリアの地方に散ります。その中にフィリポという人物がいました。彼は6章5節で、ステファノらと共に「執事」として任命された人物です。
ステファノの死によって、フィリポたちの行動は変わったのでしょうか。答えはノーです。彼らは散った先々で、み言葉を宣べ伝えていきます。フィリポはキリストを伝えるとともに、数々のしるしもおこないます。
一緒に行動していた人物が殺害され、そしてエルサレム教会にも迫害が及んでした状況の中でも、彼らは宣教をやめようとはしませんでした。いろいろな「できない」理由を考えて宣教をおざなりにしてしまうときにこそ、この箇所を思い起こしたいと思います。